高砂市病院事業管理者就任のご挨拶

渡部 宜久 病院事業管理者

令和2年12月1日付けで、高砂市病院事業管理者に任命されました。
高砂市民病院は、急性期、回復期(地域包括ケア病棟)、終末期(緩和ケア病棟)の3つの機能を同時に実践できる東播磨医療圏唯一の総合病院です。
また当院は、急性期治療に特化した病院とは異なり、市民の皆さまに急性期治療(内科疾患による入院や各種手術)から回復期の運動リハビリや嚥下(飲み込み)のリハビリ、人工肛門や褥瘡(床ずれ)の管理の指導、施設入所の案内、介護や在宅診療の手配までを連続して提供できる機能を持っています。
全室個室の緩和病棟もあり、がんの終末期の“看取り”を目的とした入院だけでなく、がんによる痛みを和らげるための短期の入院も受け入れることができます。
病院併設型の訪問看護ステーションも運用しており、在宅看護や介護を提供すると共に地域の開業医の先生方と連携して、“在宅看取り”などへの対応も行っていきたいと考えています。
すべての疾患について市民の皆さまに安心していただける地域内での診療体制を提供できるように、また、これまで以上に健康診断や人間ドックを受け入れる体制をつくり、予防医学の面からも市民の皆さまの健康を守る拠点となれるようにします。
高砂市民病院がこれらの機能を提供していくためには、病院経営を安定させる必要があり、急性期、回復期、終末期の各機能を充実させるための努力が必要です。職種、部署間の風通しを良くし、「出来ない」ではなく「出来ることからやる」という姿勢で、市民の皆さまに優しい「面倒見のいい病院」としての機能を維持していきたいと思います。

令和2年12月
高砂市病院事業管理者 渡部 宜久