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高砂市民病院オープンカンファレンスのご紹介

2月のテーマは 『 高齢者と認知症 』 です

高齢化率が進むなか、患者さまがスムーズに入院・治療を受けられ住み慣れたご自宅に戻って頂くために、地域医療・介護と病院の連携は不可欠です。そのために5つの講義を受け勉強しました。

まずは、秋山内科医院院長の秋山裕之先生に開催の挨拶を頂きました。

今月の内容

講演1:

「高砂市在宅医療医療・介護連携支援センター事業の概要」
 高砂市医師会 在宅医療・介護連携支援センター
事務長  山本 広幾 先生

講演2:

「認知症の画像検査」
 放射線科 室長 大西 俊一

講演3:

「認知機能評価とその活用」
 作業療法士 国野 春樹

講演4:

「高齢者の医療」
 高砂市民病院院長

講演5:

「認知症高齢者の生活を支えるケア」
 兵庫県立大学 看護学部 生涯広域健康看護講座Ⅰ老人看護学 助教
老人看護専門看護師  中筋 美子先生
【講演1】

高砂市医師会 在宅医療・介護連携支援センターの事業内容について説明をして頂きました。
医療と介護の切れ目のない連携ができるように体制を整えておられました。
地域住民のみなさまへの普及啓発にも尽力をされています。
また、関係市町村との連携を取り、安心して住み慣れた地域で生活を送れるよう基盤を整えられています。

【講演2】

当院が行っている認知症の画像検査について説明して頂きました。診断を明確にするために頭部のレントゲンやMRIと併用して検査をします。明確な診断は、迅速な治療につながります。地域の病院で検査ができるということがわかりました。

【講演3】

当院のもの忘れ外来には80名の患者さまが受診されています。脳ドックは10名の患者さまが受けられました。今の生活を守り支えるために丁寧に認知機能検査を実施しています。
検査は数種類あって、おしゃべりしながら楽しく検査を行われています。

【講演4】

近年、「老年症候群」というくくりができて寝たきりになって介護を要する状況になることだそうです。日常生活動作を自分で行い続けていけるよう「治し支える医療」が必要であることを教えて頂きました。入院から退院まで患者さまに寄り添える医療提供ができるように私たちも知識・技術の錬磨が必要です。

【講演5】

医療は認知症を持つ人の視点から考える必要があります。
認知症を患った方は、生活の場所で必要とされるケアや医療・支援ニーズはそれぞれに違います。
患者さまのストレスは医療者や家族が認識していることとずれがあり、そのストレスの蓄積を自分で対処する力が落ちているそうです。
コミュニケーションを通して、不安の少ない診察や検査など場面場面でのサポートが必要であるということを具体的に教えて頂きました。

5人の先生方から、明日から使える知識や考え方をたくさん教えて頂きました。
高砂市民病院では、高齢者に優しい病院を目指した医療の提供を目指しています。
地域の医療者と共に勉強し、得た知識や技術を活かして患者さまの視点で関わっていけるよう心がけています。


今回は89名の参加でした。

今年度のオープンカンファレンスは今回が最後でした。また来年度も様々な企画で地域の医療者と共に学び、地域医療に貢献できるよう頑張ります!!


2018年1月25日(木)高砂オープンカンファレンスを開催しました。

今回のテーマは『血管・創傷管理』です。
ふじわら医院  院長 藤原 史利先生から開催挨拶を頂きカンファレンスがスタートしました。

今月の内容

講演1:

「急性創傷・慢性創傷に対する形成外科的アプローチ」
 高砂市民病院 形成外科医長 西尾 優志先生

講演2:

「当院における下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療について」
 高砂市民病院 放射線科部長 松本 祥一先生

講演3:

「血管外科医からみた足病変の診断・治療」
 製鉄記念広畑病院 血管外科部長 福岡 正人先生
【講演1】

創傷の種類の説明や具体的な治療・経過についてわかりやすく事例を通して教えていただきました。

「熱傷」・「挫滅創」・「感染」・「虚血性潰瘍」と対象にあった方法、技法を用いとても美しく、治癒していることを知りました。

【講演2】

下肢閉塞性動脈硬化症の放射線科で行なわれている血管内治療について教えていただきました。

石灰化した血管にバルーンによるステントを留置する方法で、患者様にとって低侵襲、安全かつ有効であることがよくわかりました。

【講演3】

血管の疾患といっても動脈疾患・静脈疾患があり救命・救肢・QOLの順に治療方針を考慮されていることを知りました。

血管疾患の罹患率では透析患者は一般患者の82倍糖尿病性腎症の患者様は481倍も高いことに驚きました。

いずれも適切なタイミングの決断が必要で、足をみて全身を観るという先生のお言葉が印象的でした。


今回は、院内外より75名の参加がありました。
今後も各職種の協力のもと最良の治療をこころがけたいと思います。
講演後、演者と会場の方々と活発なディスカッションを行い盛況の中
高砂市民病院オープンカンファレンスは終了しました。


11月の高砂市民病院オープンカンファレンス

テーマ;感染管理  11月30日に開催

今月の内容

講演1:

「尿の微生物検査 ~尿の採りかた・結果の見方~」
 中央検査科 小浦 範明 検査技師

講演2:

「尿路感染対策 あなたな~らどうする?」
 感染管理認定看護師 中島 博美 看護師

【講演1】

尿の細菌検査結果は、①どんな菌が②尿中にどれくらいいるか③また、白血球は出ているか。の3点がポイントとなります。

尿路感染を起こす菌の特徴は、尿道口の近くにいて、動くことができ、酸素があっても死なない菌です。

大腸菌はこの条件を全て満たし、尿路感染の原因菌第1位です。

左の写真の赤い粒々が大腸菌です。


細菌培養検査に使う尿の採取は、雑菌の汚染がないように、しっかりと手洗いをしてから中間尿をとりましょう。

【講演2】

尿路感染対策について、尿道留置カテーテルの取り扱いについて、①バルン挿入の適応は ②バルン挿入の手順は大丈夫? ③搬送時の注意点は何? ④尿回収時これでいい? ⑤尿木洗浄・適当洗浄 について 尿路感染のビデオを見ながらクイズ形式での楽しい講義でした。


尿道カテーテルの適切な使用・手技をしっかりと行い、患者様の尿路感染対策を今後もしっかりと実施していきましょう!!!

講義室が満席の為、隣室にもテレビ中継されました。

たくさんの参加ありがとうございました。


2017年10月26日(木)高砂オープンカンファレンスを開催しました。

今回のテーマは『病理診断』です。
松本医院 院長 松本 和基先生から開催挨拶を頂き
カンファレンスがスタートしました。

今月の内容

講演1:

「ホルマリン・有機溶媒の取り組み」
 中央検査科科長 山中 陽子 技師

講演2:

「自然気胸について」
 呼吸器外科部長・気胸センター長 坪島 顕司 医師

講演3:

「乳腺生検 この1年を振り返ってみた」
 医務局病理部長 大久保 恵理子 医師
【講演1】

摘出された臓器・組織の保存に使われる有機溶媒・ホルマリンの使用方法や取り扱いについて説明がありました。組織診・細胞診は採取後、すみやかに固定液に浸透させる事が重要である事が分かりました。
検査の目的に合った固定液を使用することは、正しい検査結果を得るために重要であることを再確認しました。また、普段知ることのない有機溶媒の保管や処理についても知ることができました。

【講演2】

気胸手術について、胸腔鏡を用いた手術方式(2孔式と単孔式)の説明がありました。
当院呼吸器外科・気胸センターで考案された胸壁滑車法(胸の壁で滑車を作り肺に縫い付けた糸で病変部を自在に動かす方法)について、動画を用いた講演でとても分かりやすく説明して頂きました。
体への侵襲が少なく、早期に離床・回復が期待できる治療法であることが理解できました。

【講演3】

乳腺の生検材料から良性腫瘍と悪性腫瘍の鑑別診断はとても難しく診断に免疫染色を追加し詳細を検討されるそうです。時には、他の病理専門医の意見を聞かれるなどして診断されていることが分かりました。
たくさんの病理検体のサンプルも見せていただきました。
迅速な正しい診断は、早期治療にも大きく影響を及ぼすので病理医の努力は多大なものであることがわかりました。


今回は、院内外より66名の参加がありました。
今後も各職種の協力のもと最良の治療を心がけたいと思います。
講演後、演者と会場の方々と活発なディスカッションを行い盛況の中、
高砂市民病院オープンカンファレンスは終了しました。


9月28日 『認知症』をテーマに開催致しました。

まずは、ふじわら医院院長 藤原史利先生より開催のご挨拶を頂ました。
座長として講演1・講演2を進めて頂き「認知症は、診断して解決でなく長期の生活支援が必要になるといった他の疾患と異なることもある」と言われていた言葉が印象的でした。

今月の内容

講演1:

「もの忘れ外来の取り組み~認知症患者さんの地域連携~」
 脳神経外科部長 杉浦 智之 医師

講演2:

「透析患者と認知症~気分障害の対処法~」
 荒川クリニック院長 米澤 一喜 先生

講演3:

「認知症診療におけるガランタミンの位置付け」
 神戸大学保健学研究科リハビリテーション科学領域 教授 古和 久朋 先生

【講演1】

認知症の診断基準や、もの忘れが老化によるものと認知症によるものと違いがあることを教えて頂きました。
脳の検査での数値化や色による識別など認知症に関する診療現場のお話をして頂きました。

【講演2】

脳の検査や記憶障害について分かりやすく説明して頂きました。
また、記憶障害をもつ患者の家族の思いやその対応について、診療現場での状況をお話頂きました。
透析患者さまでは睡眠時無呼吸症候群をもつ割合が50~70%といった報告もあるということがとても印象的でした。


次に座長を院長に変わり、講演3より進めました。


【講演3】(18:30~19:15)

もの忘れについての話や身体的状態、その患者への対応など、事例を交えて大変分かりやすく説敬して頂きました。

大変分かりやすく説敬して頂きました。

画家が自画像を描けなくなる過程は(上手に書ける→少し顔が歪む→色が上手く付かない→目・鼻・口の位置が崩れる)とても印象的でした。

「ご飯、まだ?」という事例では、その患者の理屈があるので、その理屈に基づいた対処法が求められるといったことを、対処法の例を含めて分かりやすく説明して頂きました。

逆行性健忘と順行性健忘のお話では、娘さんのことを「この人誰?」と聞かれるといった事例の状況を解説して頂き健忘症状の方の状態を分かりやすく説明して頂きました。また、神経伝達物質のお話では、伝達回路に関するお話やガランタミンの作用について他の薬剤による作用を含めて解説して頂きました。


今回は院内外より94名の参加がありました。
閉会の後も、多数の質問もあって大変盛況な研修会を開催できました。

今後も認知症患者への理解と対応を考えながら、各職種における視点から実践に活かしていきたいと思います。
ご参加頂いた皆様、お忙しいなか出席頂きましてありがとうございました!


第4回目、7月のテーマは 『 生活習慣病 』 です☆

生活習慣病とは、その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。厚生労働省によると生活習慣病は「食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症・進展に関与する症候群」と定義されています。

今月の内容

一般講演:

「見直そう生活週間!地域の皆さんと共に… ~生活習慣病予防対策チームの取り組み~」
 透析看護認定看護師 竹澤 一憲

特別講演:

「慢性腎臓病への日常診療対応」
 神戸大学医学部付属病院
腎臓内科 腎・血液浄化センター教授・センター長
西 愼一 先生

【一般講演】

H29年2月より他職種連携のチームで排尿自立支援 を行っています。
膀胱用超音波での残尿測定や排尿日誌など、排尿ケアチームの取り組みがよくわかりました。

当院における生活習慣病予防対策チームの取り組みについて紹介されました。
生活習慣病外来での患者さまとの関わり(9年間の検査データの推移)を事例提示され、チームが一丸となり取り組まれていることがよくわかりました。
患者さまに寄り添って地域に根ざした医療を提供していることを実感しました。

「生活習慣病予防教室」では、当院のスタッフが生活習慣病について、予防や治療法方など解りやく説明しています。参加申し込み・費用は不要です。興味のある方、お気軽にご参加ください!!

大北・牛尾クリニック 大北先生の座長のもと、参加者からも活発に質問があり、有意義な時間を過ごすことができました。

【特別講演】

慢性腎臓病(CKD)の定義を糸球体濾過量60ml/分/1.73㎡未満とすると、国民人口の約13%程度がCKD患者になるといわれ、新たな国民病と言われてます。しかし、この定義に当てはまる全ての症例が疾患により腎機能が低下しているわけではなく、加齢現象で低下している症例も含まれます。そこでCKDの進行と加齢現象の鑑別についての診察対応をわかりやすく説明されました。

慢性腎臓病(CKD)に対する腎機能を改善する薬剤は、現在ありません。しかし、生活習慣・血圧を適切に管理し、尿蛋白の軽減を目指し、腎内動脈硬化と全身の動脈硬化の予防を行うことがCKDの治療のポイントであることを知り、学びを深めることができました。


今回の参加者 73名(うち院外は13名)でした。ありがとうございました!!

次回は9/28(木)『 認知症 』をテーマに開催予定です☆


第3回目 6月のテーマは 【排尿自立】 でした☆

排尿自立とは 、自力で排尿が完結できることです。入院患者様の尿道カテーテルを一日でも早く抜去し、尿路感染を防止するとともに排尿自立の方向に導けるように排尿ケアチーム(ドリームチーム)が活動しています。

今月の内容

講演1:

「排尿ケアチームの活動報告~当院における排尿自立支援の取り組み~」
 皮膚・排尿ケア認定看護師 中瀬 睦子

講演2:

「排尿ケアチームにおける理学療法士の役割」
 リハビリテーション室長 望月 眞

講演3:

「排尿に影響を及ぼす薬剤」
 薬局長 石見 淳子

講演4:

「蓄尿と排尿」
 泌尿器科部長 上野 康一

【講演1】

H29年2月より他職種連携のチームで排尿自立支援 を行っています。
膀胱用超音波での残尿測定や排尿日誌など、排尿ケアチームの取り組みがよくわかりました。

残尿測定器(リリアムa)

【講演2】

排尿動作の手順や排尿自立できない原因を考え、運動機能訓練や介助方法を工夫しています。
動けない・介助が必要ということが尿道カテーテル使用・オムツ使用にはならないようにという、リハビリの必要性を感じました。

【講演3】

尿が近いときや尿が出にくいときに使う薬についてわかりやすく説明されました。
安易に市販薬を服用していると、ときには排尿障害の原因となることがあるので気をつけなければならないと実感しました。


みなさん、熱心に講演を聴いています。

【講演4】

尿を「溜める」と尿を「排出する」この2つのコントロールが崩れることが排尿障害です。
排尿障害の診断方法や検査方法を丁寧にご指導いただきました。

最後に、永田泌尿器科院長 永田 均先生より、飲んだ水がどれくらいで尿となるか?1時間で何ml尿が出来るか?など楽しいお話をお伺いしました。

参加者は、95名(うち院外12名)でした。

排尿ケアチーム(ドリームチーム)


第2回目 5月は 【周術期管理】をテーマに盛況に開催されました。

多数の参加で講義室はすぐ満室になり、立ち見がでてしまいました。

今月の内容

講演1:

「末梢ライン固定のポイント ~トラブルを少なくするために~」
 麻酔科部長 築地 崇 医師

講演2:

「安全に、そして安心して手術を受けていただくために~当院での取り組み~」
 手術看護認定看護師 後藤 悟史 看護師

講演3:

「術後鎮痛薬としてのアセトアミノフェン」
 医務局薬剤科 魚住 有沙美 薬剤師

特別講演:

「チームで取り組む術後疼痛管理」
 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科
麻酔科・蘇生学講座教授 森松 博史 先生

【講演1】

実践に即した方法を一つ一つ写真で提示され、ご指導いただきました。力の方向、ねじれの力、皮膚の緊張・・・早速実践に生かしていけたらと思います!

【講演2】

普段関わることが少ない手術室看護師の活動を知ることができ、大変勉強になりました。手術認定看護師がいることでより良質な医療が提供できていることを実感しました。

【講演3】

アセトアミノフェンは市販の風邪薬にも含まれていることが多い成分です。体温調節中枢や神経中枢に働きかけて、熱を下げ痛みをやわらげる効果があります。使用上の注意を分かりやすく説明されました。

【特別講演】

周術期管理は「ぺリオ」と呼ばれています。術後疼痛管理の目的は痛みをコントロールすることだけでなく、経口摂取や早期離床をできるようにすること=術後の回復力を強化することです。
快適で安全・安心な療養環境を、他職種連携のチームで一貫して関わることにより治療効果を高めることができると更に学びを深めることができました。


周術期管理は日進月歩、日々進化していることがわかりました。とても有意義な時間を過ごすことができました。参加者は112人でした。


H29年度 高砂市民病院オープンカンファレンスが始まりました!

第1回目 4月のテーマは 【医療安全】 でした☆

今月の内容

講演1:

「インスリンについて」
 医療安全管理責任者 薬剤師 尾野由佳子

講演2:

「ヒヤリハット報告 ~今さらですが~」
 医療安全管理室 後藤由佳

講演3:

「当院の医療安全の軌跡」
 手術室課長 竹内清子

【講演1】

在宅では、患者様が自身でインスリン自己注射をされています。入院患者様へは看護師が施注しています。
身近で頻繁に取り扱う薬剤ですが、インスリンは直接血糖を下げる薬剤であり間違えれば重大な事故に繋がります。
インスリンについてわかりやすく説明され、理解することができました。

【講演2】

ヒヤリハット報告は、医療安全文化の指標のひとつであり、有害事象の把握につながります。復習の場振り返りの場として重要であり、個々の「医療安全力」を高めるツールになります。
ヒヤリハット報告は自分達の『財産』であり、これからも情報を共有化、オープン化し、再発予防に役立てていきます!

【講演3】

医療安全元年は1999年です。その年に起こった患者誤認、薬剤誤投与等のニュースが世間を騒がせ、各医療施設が医療安全活動に組織的に取り組みを始めました。当院でもリスクマネージャー委員会が発足し、現在も医療の安全を守る活動を行っています。


明日は「自分が当事者」となるかもしれない。いつ・どこでも・誰にでも起こりうる環境の中で、今まで働けているのは医療安全活動があってこそだと痛感した講演でした。


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