胃がん検診(上部内視鏡検査)
胃がん発生を予防する魔法の薬はありません。
症状の有無にかかわらず、定期的な胃内視鏡検査をお勧めします。
検診の申込みについて
受付日時 |
平日の午後1時~午後5時 |
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予約先 |
医事係 TEL:079-442-3981(内線5149) |
検診日時 |
平日の午前9時~12時 |
対象者 |
特に50歳以上の方にお勧めします。 ※抗凝固剤(血の流れを良くするお薬)を飲まれている方は検査の3~5日前からお薬を中止していただく必要がありますので、主治医にご確認のうえお申込みください。 |
検診のながれ
受診票 |
検診日までに受診票を郵送いたします。 |
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検査内容 |
・経口内視鏡検査 ※検査時、医師の判断により組織採取することがあります。 ・血液検査(ピロリ菌検査) ※感染症(梅毒、B型・C型肝炎ウィルス)の有無をチェックします。 |
結果通知 |
約2週間後に結果表を郵送いたします。 |
検診料金について
検査内容 |
料金(税込) |
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内視鏡検査及び血液検査 鎮静剤を使用した場合 |
13,125円 16,905円 |
※組織採取をした場合、追加料金が発生します。(健康保険適用の3割負担で約5,000円~12,000円)
※高砂市個別がん検診の対象ではありません。
ピロリ菌について
昭和30年より以前に生まれた日本人では、約80%がピロリ菌陽性であるといわれています。
ピロリ菌の感染は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎の原因になり、さらに胃がんの発生に深くかかわっていることがわかっています。
胃内視鏡検査をすれば、ピロリ菌感染粘膜か否かが判りますので、胃がんリスクも予想できます。
経口内視鏡について
細径経鼻内視鏡(鼻からの内視鏡)は、直径が細いことや経口内視鏡(口からの内視鏡)より舌根部や咽頭部を刺激しないことから、嘔吐反射が抑えられ苦痛が少なく普及しています。しかし、スコープの細径化がもたらす光学的な画像の劣化や操作性の難点から、がんの見逃しなどのデメリットも報告されています。同じ検査をするなら、より質の高い情報を得たほうがメリットが大きいと考えます。
当院では希望される方には、意識下鎮静法(少量の鎮静剤)を用いた経口内視鏡検査を施行して、嘔吐反射の軽減に役立たせていますので、安心して内視鏡検査をお受けください。